YARUSENAKIO

モテキのYARUSENAKIOのレビュー・感想・評価

モテキ(2011年製作の映画)
4.0
モテなすぎてむしゃくしゃしたから見た。幸世の部屋での朝方のシーンはこっちまでドキドキしてしまった。あと何度見てもスカッとしますね、ノブアキの前で長澤まさみとキッスしてくれるなんて。

でも僕はやっぱり麻生さん推しだなぁ。カラオケの帰りの幸世と別れて独りで切なげに歩く麻生さんの麗しさときたらもう…、結婚してくださいって感じです。高校時代、オトナの情事というものを教えてくれたのは行定勲の贅沢な骨という映画で、あれを見てから麻生さん一筋なので。美し過ぎる。

あとスミさんの美味しいとこ取りしてく感じなんなんですか。ちょっとくらいスミさんのそういうところ分けてほしいわ。

モテキといえば音楽。フジファブリック、岡村ちゃん、星野源、ジュディマリ、あとPerfumeのベイビークールジングラブをみんなで踊ってるのはとても楽しい。モテキはドラマもだけど割と自分の好みの音楽がたくさん入ってて嬉しい。ナンバガとかミッシェルとかも。
そういえば、幸世のモデルって星野源らしい。久保ミツロウが公言してたらしいですけど。

カップルに馬鹿にされていると被害妄想しているところや自己嫌悪してる幸世の内面が現代の冴えない男たちのリアルな部分を描いているようだった。悔しいが図星を突かれているような気分になった(笑)

ほんとモテなくてイライラとカナシミが溜まっているどうしようもないボンクラどもに観て欲しいです。
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