ドラマが完璧な出来だったので、映画版はなんとなく観てなかったんだけど、観なきゃ良かった。
ドラマ版とテイストを変えず、むしろ映画だからゴージャスにしてたけど、すごく残念だったのは、やっぱり藤くんが全然魅力的じゃなくなっちゃったところ。
ドラマ版が感動的だったのは、セコくて、ダサくて、嫌な部分ももちろんあるけど、それでも藤くんがうまくいかないけど、一生懸命にがむしゃらだったからなのに、映画版の藤くんは、なんかその辺にいるゲスいヤツとほぼ変わらない。
最後、感動的に長澤まさみとうまくいってたけど、あの流れも腑に落ちないし、これって、藤くんに振り回された女の子2人ってことじゃない?
あとはドラマにならって、4人をヒロイン的に、仲里依紗と真木よう子をメインビジュアルに使ってたけど、この2人は全然関係ない。その辺のあざとさもガッカリしたかな。
ドラマ版が良かったからこそ、残念に感じてしまった。