Kentaro

ハウルの動く城のKentaroのネタバレレビュー・内容・結末

ハウルの動く城(2004年製作の映画)
3.6

このレビューはネタバレを含みます

恥ずかしながらジブリにあまり手が回ってませんでした。。バイトの先輩に推し推しされて観ました。

さすがジブリ!作画と音楽は最高です!ジブリ独特のキャラクターが遠くを眺めて感情を描写するシーンが1番好きです。エモい。。
ハウルの声キムタクなんですね!全然知らなかったしキムタクの声に聞こえなかったです!笑 あんなクッソ爽やかな声も出るんですね笑

ストーリーと世界観は作り込まれていて素晴らしかったです。でもキャラクター動機やエンディングがちょっと鼻に着きました。まずソフィなんですけど、序盤自分勝手にお城の中を掃除していざハウルがそのせいで死にそうになって「美しくなかったら生きる意味ないよ」って言うとソフィが「私なんか美しかったことなんてないわ」って言って他人事のように終わらせようとします。普通に他人の家に入ってきて勝手に掃除してって余計なお世話でしょ?笑
あとソフィのカルシファーに対しての扱いが雑すぎ。笑 水かけるぞと脅してばっかで恐れでソフィに従うカルシファー。好きで従ってるわけじゃないでしょ。 のくせに最後はあなたのことが好きですってカルシファーのお人好しもいいところです。
で最後はみんなにキスしてハッピーエンドはちょっと。。笑

キャラクターがあまり好きになれなかったのが大きいですね。あの魔女もおばあちゃんになってなんかさらに自分勝手になった。自分からカルシファーの心臓取っといてソフィに抱きつかれたら普通に渡すし。
でもハウルは好きでした!謎めいた爽やかな青年で魅力的で惹き付けられました。

結論、作画や音楽、戦争と絡めたテーマも上手くファンタジーと現実を繋げてて良かったんですが、キャラクターと脚本とストーリーが微妙で少し残念でした。
でも今後はジブリも沢山見ていこうと思いました!
Kentaro

Kentaro