ちびまる

ハウルの動く城のちびまるのレビュー・感想・評価

ハウルの動く城(2004年製作の映画)
4.2
何年も経って再び観直したら、初めて観た時よりもスコアがプラスにっ(^_^)!!

オープニングから流れる「人生のメリーゴーランド」。ノスタルジーを誘う曲調と、何年かぶりに聞く楽曲に「あぁ、これこれ❤︎」という感覚。やっぱり、久石譲は凄い!と今更ながらの感想。

荒地の魔女の呪いで老婆にされてしまったソフィー。その呪いを解くためにハウルの住まいで押しかけ家政婦になるわけですが…。

物語のキーワードは私なりに解釈すると一つは「自由」。そして、もう1つは「反戦」でしょうか。

老婆の呪いが、悪魔との契約が、ソフィーやハウルに「自由」を与えたことは何とも皮肉ですが、自由の獲得と代償、そして真の解放が描かれているように思います。

そして「反戦」。ラストのサリマンの「このバカげた戦争を終わらせましょう」という言葉に、戦争を始めるのも終わらせるのも人なんだよなぁと当たり前の物思いにふけってしまいました。戦争は「バカげたこと」というメッセージを受け取ったような気がします。
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