ひしくい

スパイ・ゲームのひしくいのレビュー・感想・評価

スパイ・ゲーム(2001年製作の映画)
4.0
オーシャンズシリーズでブラッド・ピットの顔を覚えた記念で鑑賞。

「戦場は会議室」系の師弟スパイ映画。ただその戦いの間ブラッド・ピット演じるビショップはずーっと捕まっているので、ロバート・レッドフォード演じるミュアーがひとりで頑張る。これがまたはまり役で、ロバート・レッドフォードの魅力が炸裂しているし、まったく飽きない。
頻繁に挿入される回想シーンがかったるいと感じる人もいるようだけど、現在軸では2人は一切顔を合わせないので、回想シーンはこれくらいないと、ミュアーの行動に説得力が出ないんじゃないかと思う。むしろ現在と回想の落差を楽しむべく作られてるんではないかって気もする。

多くの方がレビューで言及しているように、最後のブラッド・ピットの表情が良い。それまでに視聴者が見てきたミュアーのすべての努力が結実したカタルシスが味わえる。
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