このレビューはネタバレを含みます
大感動だった。
どうしても【奴隷】の歴史に心を痛めてしまうわたしは観るに勇気がいったけれど、最後の10分は個人的に大感動だった。
実話なので、ウィリアム・ウィルバーフォースの功績は心から尊敬する。
聖職者になるか、政治家になるか。
心揺れる彼を支えたのは、仲間からの「あなたにはどちらも選んでほしい」という言葉は、最大の武器だったと思う。
アメイジング・グレイスも度々歌うシーンがあって、胸が熱くなった。。
マザーテレサの言葉に
「反戦運動などには参加しません。ですが、平和活動には喜んで参加します」
というのがあって、この映画はこの言葉が何度も(わたしの)頭の中でこだました。
奴隷制度の廃止の先に明るい未来があったかは、正直…現代においてもわからないけど、確実に彼は良い影響を世界に与えたと思う。
もう一度言うけど、個人的には大感動だった。