がんびーの

ヘンリーのがんびーののレビュー・感想・評価

ヘンリー(1986年製作の映画)
3.5
最後WOWってなりました。

映画見ながら、こういうサイコパス系映画に出てくる人たちを集めて『スーサイド・スクワッド』的な作品を作ったらどんなメンバーが集まるんだろうな〜みたいな馬鹿なことを考えていました。実際の事件を元にしている作品も多々あるので不謹慎ですね。すいません。

作品のテイストは今年話題になった『アングスト』に似てますかね。あれよりかはもうちょっとわかりやすいストーリーなんですけど、殺人の容赦ない描写とか変な音楽とかは結構似てるなと思いました。ヘンリーもサイコパスなんだけど、服役中に知り合った彼の友達オーティスもかなりサイコパスで「お前もかよ…」ってなりました。最後のシーンはなんか悲しかったです。

服役中に知りあったオーティスと同居しているヘンリーは、害虫駆除の仕事をしながら日課のように淡々と殺人を繰り返していた。そんなある日、オーティスの妹・ベッキーが彼らの家に転がり込んでくる。これをきっかけに、ヘンリーの日常は崩れ始め…。流血や残虐シーンをほぼ排し、連続殺人鬼の生態を淡々と描写したカルト的人気を誇る衝撃作。ヘンリーを演じたマイケル・ルーカーのリアルな演技が静かな恐怖を感じさせる。
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