バードメン

バードのバードメンのレビュー・感想・評価

バード(1988年製作の映画)
4.4
15歳の時から麻薬中毒であったジャズサックスのレジェンドプレーヤー、チャーリー・パーカーの伝記的作品。
監督はジャズ愛溢れるクリント・イーストウッド。

過去の名演のサウンドを織り交ぜながらフォレスト・ウィテカー演じるチャーリー・パーカーの破滅的な生涯を。
純粋にミュージシャンとしての研磨や作曲というよりは彼を支えた人物とその関わりににフューチャーされた作品寄り。
アドリブ演奏の名手としての技術的な側面も観たいとは思いつつその短くて太い生き方に大変感銘を受けました。
エンドロールのテロップに
「全てのミュージシャンに捧ぐ」とある通り
音楽を愛する人には是非一度は観てもらいたい名作。

「聞けよ オードリー
世界中の音が全て分かれば気が狂うな
絶対 おかしくなる」
バードメン

バードメン