きぬきぬ

バードのきぬきぬのレビュー・感想・評価

バード(1988年製作の映画)
3.7
34歳で夭逝した素晴らしきアルトサックスプレイヤー/チャーリー・パーカーの伝記映画。
チャーリー・パーカーの挫折と成功を、地元のミュージシャンに影響を受けたカンザス時代と活躍して行くニューヨーク時代がフラッシュバックされる構成で描かれ、人種差別の厳しさや、ジャズの革命児としての評価の陰でドラッグとアルコールに溺れ奇行に走るパーカーの屈折した姿をも描かれている。
イーストウッドの音楽好きジャズ好きがとても伺い知れる熱い作品。
音楽と真摯に対峙していたJAZZ黄金期を描いた時代でもあるけれど、それでもこの作品の音楽の使い方に不満を抱く方の感想もしっているから、音楽って計り知れない魅力があるのだわ。
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