丹叉

アポロ13の丹叉のレビュー・感想・評価

アポロ13(1995年製作の映画)
4.3
宇宙空間でのアクシデントというそれだけで最もスリリングで面白い題材をその素の良さを引き出すべく映画的な誇張を極力せず、最高の娯楽と宇宙開発への好奇心を与えてくれる歴史映画

専門的用語を説明入れずに連呼するのは現実感と没入感を保つ上で非常に重要な役割をしておりかつ格好良く映る

今となっては平均的な質かも知れないが宇宙船内のディティール、ロケット発射や分離シーンなどでは妥協なき細部への拘りを感じる

実際にその環境を作って撮影された無重力の描写は映像に信憑性を与える

排尿器具を共有したせいで性病がうつってしまったのは多くの草が生える

年代的にまだ技術が発展し切って無かったのだろうが、多少CGの質の低さは感じる

特に星々が輝く宇宙は毛玉が付きまくった黒ニットにしか見えなかった
丹叉

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