役者の演技やストーリー展開を見るに完全にB級映画ですが、それと同時にヴィジュアル面を結構頑張っているからか、普通に「秀作」として観れてしまう不思議な映画でした。これこそがまさしく「カルト映画」なんでしょうね。
レザーフェイス兄が車に血で描いたマークの使い道はもっとあっただろうと思いましたが、ガソリンスタンドなのにガソリンを用意しないことで、ナチュラルに屋敷へ誘い込む手は割と上手かったし、普通に怖かったです。
それになんと言っても屋敷の中の装飾は見事でした。特に顔面の皮で作ったランプが好きです。前後関係が破綻した物語には、パンチの効いた世界観が抜群に映えますね。
それと、変に焦らさず常にトップスピードで追いかけてくるレザーフェイスくんもなかなか評価できるのではないでしょうか笑?