検非違使

恋の手ほどきの検非違使のレビュー・感想・評価

恋の手ほどき(1958年製作の映画)
2.5
「死ぬまでに観たい映画1001本」

例えばU-NEXTの説明は、明らかに間違い。
社交界ではなく、この作品で扱われているのは“ドゥミ・モンド"(半社交界もしくは裏社交界の意)の事。つまり高級娼婦の話。私も見始めた時に訳が分からず当惑した。そう思って観ると別の面白さがあるが、日本人には非常にわかりにくい話なので注意。

<U-NEXT 説明>
19世紀、社交界での恋が大ニュースとなっていた頃のお話。社交界の花形になる教育を受けているジジは、なぜみんなが恋に夢中になるのかわからない。あどけない彼女はプレイボーイのガストンとも気楽に遊びにいくが、ガストンがジジに本気になってしまい…。フランスの女流作家・コレットの代表作で、ブロードウェイでも上演された傑作を映画化。レスリー・キャロン演じる無邪気な少女が淑女へと成長していくさまがキュート。

<注意>
ありふれた恋愛ものではない。基本的な背景をわかった上で、この映画の面白さを理解して欲しい。
検非違使

検非違使