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恋の手ほどきのmikuのレビュー・感想・評価

恋の手ほどき(1958年製作の映画)
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ジジを演じるレスリーキャロンが、巴里のアメリカ人の時よりもずっとかわいい。作中で照れたガストンが「チェックのドレスの方がかわいい」だなんて言うけれど、あれを着た天真爛漫なジジがずっとずっとかわいい。この時代は大がかりなセットでの撮影が主流だけど、屋外のシーンの多くはロケのようで、50年代のパリの街並みが美しいまま観られるのは眼福。MGMの黄金時代の終焉を告げる記念碑的なミュージカル。シャンパンを飲みながら幸せそうに歌い踊る「シャンパンが発明された夜」が大好き。
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