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ドラゴンヘッドのはのレビュー・感想・評価

ドラゴンヘッド(2003年製作の映画)
1.2
最初から感情移入できる場所が一つもなく、起こっている事も意味が分からなければ、分からせる気もないようなので、ぼーっと眺めて終わりって感じ。
一番感覚的に近いのはスクリーンセーバー。
まあ原作からして同じような感じなので、正直予想通りの内容だったんだけど。

じゃあなんで観るのか?
という自己への問いかけ。
なぜつまらなそうと思った物を見てつまらないと感じる事に、一種の面白さがあるのか?
クソっぽい映画のジャケを見たときに「うわつまらなそう(絶対見なきゃ)」という高揚感を感じるのは何故なのか?
これはRPGで、分岐路の先の行き止まりを確認する感覚と似てるのかもしれない。
結果が分かって居て、行動自体は有意義で無くても、思った通りの光景がそこにある、って事に落ち着くんだ。
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