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大砂塵のeigajikouのレビュー・感想・評価

大砂塵(1954年製作の映画)
4.2
塩漬けになっていたBSプレミアムシネマの録画で。
マイ“実は見てなかった名作”シリーズの1本。

ジョーン・クロフォードとマーセデス・マッケンブリッジが存在感のある逞しい女性を演じて印象深い西部劇。
アーネスト・ボーグナインがアクションシーンを盛り上げてくれるけど酷くやられて気の毒😅
ジョーン・クロフォードさまがマーセデス・マッケンブリッジ(好演)との女性2人の決闘に脚本を書き換えさせたというラストは迫力ある銃撃戦の中で描かれる。そこまで辿り着くのにちょっと長い気がしたけど期待を裏切らないクライマックスだった。
年下感あるちょっとチャニング・テイタム似なジョニー・ギター(スターリング・ヘイドン)には熱い思いを寄せられているし、二十歳くらいのベン・クーパーにも「ボクはもう大人だい!」と言い寄られるクロフォードさまのモテぶりが羨ましい😁凛々しくて素敵な彼女だけど決闘が行われる銃撃戦の前にしっかり朝食の支度をしている描写がさりげなく『私作る人、僕食べる人』感でこんな時にも性別役割分担はしっかりされてるのだなと時代を感じた。

有名なペギー・リーの主題歌がラストにちょっぴり流れるだけで、え?コレだけと思った😅(次に見た『OK牧場の決斗』のフランキー・レインが歌う主題歌の使われ方とは全然違った)
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