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チャンピオンのlemmonのレビュー・感想・評価

チャンピオン(1949年製作の映画)
2.2
ボクシング映画のたびに書いている気がするが、現実には意味ない殴り合いとしか思えない代物だが、映画になると激アツなドラマ性を帯びて見入ってしまう魅力を感じる。


がしかし、本作にはそれがなかった。
どちらかというとメロドラマ。
ボクシングシーンに時間は割いていたが、添え物的な印象。
主人公に、ボクシングや人生に対する飢えみたいなものが感じれず、それにどうしても好きになれないキャラクターだったのでノレなかった。


やはり本作はメロドラマだったように思う。
3人のヒロインがそれぞれ違う立場で主人公を愛し、それぞれに主人公と三角関係を形成したりして、不倫昼ドラのオムニバスでも観ているかのようだった😅。


タイトル、チャンピオン。
一体なんのだ?モテてたなあ。
まあ、あの体だから女性陣も燃えるか。


主人公の兄役アーサーケネディの人間味にはノックアウトされた。ひとりいぶし銀の巧さも😆。
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