愛とはこうあるべきか!?
クールな台詞にイカしたカット編集!
瞬きを忘れるほどカッコ良いカット編集。冒頭6分の繋ぎ方やタイミングはMVに近いのだが、注視して観るとしっかり映画らしい繋ぎになっている。本来ならば長い間を持たせるはずのシーンもあり得ない速度でカットが進んでゆく。しかしそれが効果的で観客の気持ちに沿っているように思える。必ずしも長回しだけが世界観を伝える編集ではない。ということを実感させてくれる。
ボケとツッコミで観客を引き込む台詞。台詞の回し方が実に上手い。非常に自然なウリの後の鮮やかな伏線回収。その間合いもテンポも良く、気持ち良く考えさせてくれるのもクールなポイントのひとつだ。
この映画を観た後、あなたは必ず恋人の元へ駆け出さずには居られなくなるでしょう。それほど共感できる影響力のある映画だ。