めりー

地の塩のめりーのレビュー・感想・評価

地の塩(1953年製作の映画)
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労働組合が製作した鉱山の労働問題を巡る映画。
初めはただただ不憫に思えていたエスペランサがどんどん活き活きしていくのが良かった。
他の女性たちもどんどん逞しくなり見ていて頼もしかった。
男たちがストライキを決行し、女たちが丘の上に集まって抗議の看板を掲げたシーンの画が印象的。
エスペランサが警官の拳銃を靴で叩き落としたときの「やった…!」って表情最高。
あとラモンがエスペランサの淹れたコーヒーで「これこれ」ってなりエスペランサも笑顔で見守るシーン最高。
「闘うだけじゃだめ。勝たなきゃ」

ラモンが役者じゃなくて本当の鉱夫だったのエンディングで分かってめちゃくちゃビックリした。鉱山関係者沢山主要人物で出演してたけど皆んな良かった。
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