にっきい

壁の中に誰かがいるのにっきいのレビュー・感想・評価

壁の中に誰かがいる(1991年製作の映画)
2.8
大好きな『エルム街の悪夢』のウェス・クレイヴン監督の新作って事で楽しみにしてた映画。
当時いつも一緒に映画観に行ってたS本くんと観に行きました。

家賃を払う為に盗みに入る話し。
今回レビュー書くのにDVD借りて見直したんですが、古い映画なので吹替のセリフが今とは表現が違ったりしました。
「アイツは"こすっからい"から…」って、そんな表現あるのか?
更に演出でも階段が平らになって滑り落ちるとかよしもと新喜劇か?
『エルム街の悪夢』や後に『スクリーム』を撮った監督とは思えない陳腐な出来。
設定は盗みに入ったら家主がとんでもなくヤバい奴だった系。
自分の思い通りにならない男の子の、悪い部分を斬り取って地下室に閉じてるんだけど、1人が逃げ出して壁の中を走り回ってる。
家主は全身SMのボンデージファションで襲ってくるし、家主の妻は殺した人間を小間切れして犬に喰わすし、犬は本気で人を喰い殺そうとするし。
レーザーポインターの付いた拳銃や散弾銃で撃ってくる。
タイトルからだと壁の中の奴が敵みたいだけど、実は良い奴。
彼の助けを借りて泥棒の子供とこの家の唯一の女の子が逃げる逃走劇。
女の子役のA・J・ランガーさんは今作が映画初出演。
めっちゃ可愛い(当時17歳)。
家主はブルース・キャンベルそっくりさん。
血塗れで襲ってくるところなんて『死霊のはらわた』のアッシュそのもの。
脱出して終わりでは無く家主と家主の妻から女の子と地下室の男の子たちを救う為に再び家に忍び込む。
ここからがクライマックスなのに異常にテンポが悪くて飽きちゃいました。
ラストは後の『スクリーム』に繋がるようなスラッシャー的なシーンで幕切れ。




*********鑑賞記録*********
鑑賞日:1992年4月頃
鑑賞回:不明
劇場名:不明
座席情報:自由席
上映方式:2D 字幕
レーティング:G
上映時間:114分
備考:過去鑑賞記録
**********************

NEXT▶︎▶︎▶︎『鬼滅の刃 絆の奇跡、そして柱稽古』
にっきい

にっきい