とやさわかのい

キャスト・アウェイのとやさわかのいのレビュー・感想・評価

キャスト・アウェイ(2000年製作の映画)
3.9
時に背を向けず立ち向かい続けた男の脱島劇。
四年後のワンカット、トムハンクスの成長ぶりは圧巻、そして役作りも。
物流の雄であるFedexの管理職の男が、真逆の無人島で見せる生活は人間の生命力の強さを感じさせてくれる。
諦めた痕跡もあったが彼は数字を刻み続け諦めることはなかった。

バレーボールのwilson擬人化、苦楽を共にした唯一の友を見放したシーンに心傷めずにはいられない。

ただの漂流記ではないドラマがこの作品にはある。
とやさわかのい

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