にゅーかん

キャスト・アウェイのにゅーかんのレビュー・感想・評価

キャスト・アウェイ(2000年製作の映画)
4.8
人生ってこういうものなんだろうね。立ち止まって、悩んで、もがいて、苦しんで。
当たり前のことに気づいて。今のこのコロナの時期も自分とか周りの人の大切さとか当たり前のことに気づくことができるいいチャンスだと思う。トム・ハンクスの演技、体型を変えたり、顔の動きで気持ちを表現したり、さすが俳優さんと思った。目的(ケリーに会う、荷物を届ける)のようなものがあるから、辛い状況でも生きていけるんだと思う。自分なら多分全部荷物を開けてなんの楽しみも目的も生きることに見いだせなくて、崖から落ちて死んでしまっているんじゃないかと思う。昔は人形とかに話しかけてとても愛着とかわいてたのに今となっては人形は人形、モノはモノで愛着もクソもない人間になってしまった気がする。ウィルソンみたいなものを作ってみようかと思う。最後に、ディスカバリーチャンネルを見てる僕の身からすると、最初の漂流生活数日はとてもヒヤヒヤさせられるものだった。