まいこ

プリティ・ウーマンのまいこのレビュー・感想・評価

プリティ・ウーマン(1990年製作の映画)
3.0
実業家の男が、無邪気な娼婦と出会う。対照的な2人は互いを新鮮に感じ、気まぐれを起こした男が1週間限定のパートナー契約を結んで同棲を開始する。次第に惹かれ合っていく彼らだが、同時に、住む世界があまりにもかけ離れていることに気づく。
『マイ・フェア・レディ』を下敷きにした現代版ストーリーである。

90年度全米興行収入第1位。ロバーツは、この作品でゴールデングローブ賞 主演女優賞(ミュージカル・コメディ部門)を受賞した。
劇中で見事なボディを披露しているロバーツだが、実際はボディダブルが多用されている。この映画は、ボディダブルの重要性や必要性を再認識させた映画であり、ロバーツをハリウッドのトップスターに押し上げた、彼女の出世作である。

Oh, Pretty Womanを聴きたいがために鑑賞。
30年前だったら受け入れられていた価値観でも、今となってはパパ活という流行り言葉で形容できてしまう。性的関係に金銭授受を絡めてしまった以上、『フッカーじゃない❗️』は通用しないんじゃね、とマジレスしたら負け。それを"大人の"シンデレラ・ストーリーとかいって囃し立てるのも、なんだか滑稽ですわ。これ男の人どんな気持ちで観るの?ジュリア・ロバーツに感情移入する?
梨泰院クラスのリメイクより、港区女子をモチーフにした『プリティウーマン』のリメイクをした方が反響あると思う。

『フィフティ…』シリーズを連想する金持ち度。『マイ・フェア・レディ』も観たい。
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