まいこさんの映画レビュー・感想・評価

まいこ

まいこ

ドラえもん のび太のねじ巻き都市冒険記(1997年製作の映画)

3.3

劇場版ドラえもん18作目。
矢沢永吉!複製しても個体差があるもんなんだな。今回の敵は人間!ブリキのおもちゃたちとのび太は共にたたかう!てなお話だけど、そこに神様も絡んできてま〜難しいよね。前作のネタも
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なのに、千輝くんが甘すぎる。(2023年製作の映画)

1.5

亜南くじらによるティーン女子に人気の同名漫画を実写映画化。人生初の告白で失恋した女子高校生と、陸上部エースの男子高校生との秘密の約束を描く。

少なくともBUSUに分類されない女の子に対してBUSUと
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三度目の殺人(2017年製作の映画)

2.8

主演・福山雅治&監督・是枝裕和という『そして父になる』のコンビが再びタッグを組んだサスペンス。
裁判で勝つためなら真実は二の次と割り切っていた弁護士が、担当した殺人事件の闇にはまっていく姿を描く。得体
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ドラえもん のび太と銀河超特急(1996年製作の映画)

3.5

劇場版ドラえもん17作目。
ブラキオサウルスの勝手でしょ!
のび太かっこよすぎ〜。電車が舞台というよりかは電車を作った人たちを守るために宇宙で地球外生命体とバトってた。宇宙人に乗っ取られる系SFの潮流
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女王陛下のお気に入り(2018年製作の映画)

3.8

18世紀イングランドの王室を舞台に、女王と彼女に仕える2人の女性の入り乱れる愛憎を描いた人間ドラマ。

史実を元にした時代劇。当たり前にフィクションが盛り込まれているが、それのお陰で一歩引いたところか
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カラフル(2010年製作の映画)

-

天上界と下界のはざ間でさまよっていた“ぼく”の魂は、プラプラという名の天使から人生に再挑戦するチャンスを与えられ、自殺したばかりの内気な少年・小林真の体に入り込む。真として生き返った“ぼく”の魂は自殺>>続きを読む

ドラえもん のび太の創世日記(1995年製作の映画)

3.5

劇場版ドラえもん16作目。
のび太が神様となって作られた宇宙はヤバすぎるってコト…?!のび太とジャイアンのブロマンス……?
夏休みの自由研究の一環として天地開闢塩許々袁々呂々、とまさかの昆虫人間が爆誕
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ドラえもん のび太と夢幻三剣士(1994年製作の映画)

3.3

劇場版ドラえもん15作目。
キミがいるのは、夢か、現実か──
気ままに夢見る機、夢と現実がひっくり返る、ゆめにっき、つまりはインセプション。はい、題材は100点満点です。珍しくメインキャラクターが夢で
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ハッチング―孵化―(2022年製作の映画)

3.0

長女が見つけた謎の卵の孵化をきっかけに起こる恐ろしい事件により、家族の真の姿が浮き彫りになっていく様を描いたフィンランド製ホラー。

北欧フィンランドで家族と暮らす12歳の少女ティンヤ。完璧で幸せな家
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マイ・プレシャス・リスト(2016年製作の映画)

3.0

ハーバード大卒の天才ながらコミュニケーション能力がゼロというヒロインの心の成長を描く。

ニューヨークのマンハッタンで暮らすキャリーはIQ185でハーバード大学を飛び級で卒業した超エリート。しかし、コ
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セレステ∞ジェシー(2012年製作の映画)

2.5

クインシー・ジョーンズの娘としても知られる女優でモデルのラシダ・ジョーンズが主演するラブストーリー。ジョーンズが自身の体験をもとに脚本も手がけ、自分らしさに自信をもって生きてきたがために、本当に大切な>>続きを読む

欲望のあいまいな対象(1977年製作の映画)

3.4

巨匠ルイス・ブニュエルの遺作。フランス人作家ピエール・ルイスの小説「女と人形」を自由に翻案し、2つの顔を持つ女に振り回される男の姿を描く。ヒロインのコンチータをキャロル・ブーケとアンヘラ・モリーナが2>>続きを読む

哀愁しんでれら(2021年製作の映画)

2.0

土屋太鳳が主演を務め、幸せを追い求める真面目な女性が社会を震撼させる凶悪事件を起こす姿を描いたサスペンス。TSUTAYA CREATORS' PROGRAMグランプリ受賞作品。土屋太鳳が3度オファーを>>続きを読む

ドラえもん のび太とブリキの迷宮(1993年製作の映画)

2.5

劇場版ドラえもん14作目。
迷宮の出口を探すまでもなく通り抜けフープでチートが出来るなら物語も何も無い。壁があるこそストーリーができ上がる。ドラえもんから学ぶ物語のつくりかた。ロボットにコンピュータウ
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グランド・ホテル(1932年製作の映画)

3.0

限られた時間と場所に様々な人々を登場させる作劇法である“グランド・ホテル形式“の語源となった作品。当時のMGMの5大スターの競演が話題を呼んだ豪華版。

人気が凋落して無気力なロシアのバレリーナ、男爵
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ウソツキは結婚のはじまり(2011年製作の映画)

3.2

1969年公開映画「サボテンの花」のリメイク作品。出演はアダム・サンドラー、ジェニファー・アニストン、ニコール・キッドマンら。“嘘”によってすれ違う男女を描くロマンチックコメディ。

ジェニファー・ア
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ドラえもん のび太と雲の王国(1992年製作の映画)

3.8

劇場版ドラえもん13作目。
のび太を庇うジャイアン。ラピュタ大崩壊。一国を救うために王国とドラえもんを犠牲に。やってること大分エグ味があるんですけど、めでたし☆なの怖すぎる。羽がついているからいいもの
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パラレルワールド・ラブストーリー(2019年製作の映画)

1.5

恋人と幸せな日々を過ごす世界と、親友が恋人とつきあう別の世界という2つの世界を行き来する男が辿る運命を描く。

脳みその回路を操作して記憶を改竄
自らが知覚できる(した)記憶こそが"世界"
ぇと……、
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レナードの朝(1990年製作の映画)

3.9

神経科医オリバー・サックスが実体験をつづった著作をもとに、30年にわたる昏睡から目覚めた患者と彼を救おうとする医師の交流を、ロバート・デ・ニーロとロビン・ウィリアムズの共演で描いたヒューマンドラマ。>>続きを読む

ドラえもん のび太のドラビアンナイト(1991年製作の映画)

2.8

劇場版ドラえもん12作目。
絵本と、奴隷商人とドラえもん。珍しくリアル世界に従った説教が無いのがミソ。スネ夫の時は大したことなかったのに(?)しずかちゃんが拉致られて、こんな目にあってしまうなんてとっ
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ドラえもん のび太とアニマル惑星(1990年製作の映画)

3.5

劇場版ドラえもん11作目。
今回も動物星人との交流か、と思ったら突然深刻な環境問題と持続可能な地球社会に関して考えさせられる場面のてんこ盛り祭りで困った。チッポとのび太のブロマンス。童謡あるあるが繰り
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ドラえもん のび太の日本誕生(1989年製作の映画)

3.4

劇場版ドラえもん10作目。
比較的他ドラえもんと比べてスケールの大きい探検を行なっているのは10周年記念だからでしょうか。《リニアモーターごっこ》が電車ごっこロープより進化して登場したの泣いた。なんか
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リリイ・シュシュのすべて(2001年製作の映画)

3.0

「Love Letter」「スワロウテイル」の岩井俊二がインターネットで展開した実験的な同名小説を、岩井自ら映画化。

中学2年の雄一は、かつては親友だった星野からのいじめを受け、つらい日々を過ごして
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灰の記憶(2001年製作の映画)

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実在のユダヤ人医師、ミクロシュ・ニスリの手記を基に、ティム・ブレイク・ネルソンが映画化した。“ゾンダーコマンド“と呼ばれた特別任務担当のユダヤ人に焦点を当て、アウシュビッツの新たな史実が明かされる。>>続きを読む

ドラえもん のび太のパラレル西遊記(1988年製作の映画)

3.3

劇場版ドラえもん9作目。
妖怪が人間世界を制圧した世界観怖すぎる。勝者が正義とはいえ人種(?)が違うものが当たり前なのっていちばんホラーな演出だわ・・・。それにしても西遊記ってしれっと日本で愛されてる
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ドラえもん のび太と竜の騎士(1987年製作の映画)

3.6

劇場版ドラえもん8作目。
また異国の地(人間世界ではない)に足を踏み入れてどうにかなっちゃうやつ・・・と思ったら超SFしてた。科学からノアの方舟が出てきてしまうとは。登場人物たちの絡みや愛着はゼロだし
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ドラえもん のび太と鉄人兵団(1986年製作の映画)

3.6

劇場版ドラえもん7作目。
まるで人間の歴史と同じじゃない
ドラえもんの中でも名高い本作。しずかちゃんの活躍とリルルのやりとり、人の心とロボットの心と、天使と神様、いや〜評価されている理由も頷ける。台詞
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デリカテッセン(1991年製作の映画)

3.3

終末戦争後のパリにたった一軒残った精肉店を舞台に展開するひねりのきいたブラック・ユーモア。
インテリアが可愛い。一方でとてつもなくヘドロな部屋があったり、汚いシーンも多々あってあまりにも独特な雰囲気で
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来る(2018年製作の映画)

2.3

声と形をまねて、人の心の闇に迫り来る怪物と、霊媒師たちの戦いが繰り広げられる。

人の痛み
ボラギノールか住宅展示場のCMかと思っちゃうほどに画がシュール。グロテスクといえばグロテスクではあるんだがや
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死刑台のエレベーター(1958年製作の映画)

3.3

ノエル・カレフの推理小説を、製作当時25歳だったルイ・マルが監督した傑作サスペンス。

パリの土地開発会社の重役ジュリアンは、その会社の社長夫人フロランスと不倫関係にあった。情事の果て、2人は社長を自
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ドラえもん のび太の宇宙小戦争(リトル・スター・ウォーズ)(1985年製作の映画)

2.5

劇場版ドラえもん6作目。
牛乳風呂のコスパの良さよ。ずっと喋る犬とドラーグ人を助ける話。この時期のドラえもんって敵側みんなソ連みあるよね。ドラえもんの皮を借りた時代投影社会派作品だった・・・ってコト…
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サンセット大通り(1950年製作の映画)

3.0

映画の都ハリウッドのサイレント時代と50年代、2つの時代がシンクロする作品。「ハリウッドでハリウッドを描く作品が作りたかった」とビリー・ワイルダーは製作意図を語っている。

売れない脚本家ギリスは、無
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空軍大戦略(1969年製作の映画)

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1940年夏、ヒトラーとチャーチルの交渉は決裂。ドイツは英国に激しい爆撃を開始した。2500機のナチ・ドイツ空軍に対し、英国戦闘部隊はわずか600機。大敗必至かに見えた英国軍は決死の巻き返しを図るが…>>続きを読む

ドラえもん のび太の魔界大冒険(1984年製作の映画)

3.0

劇場版ドラえもん5作目。
パラレルワールド🪄⌒♡。.リメイク版の予告はめちゃくちゃみた記憶がある。元はこれなのか。魔女狩りと魔法と科学の関係性に関して出木杉君が詳細に説明してくれる。もしや出木杉君って
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ドラえもん のび太の海底鬼岩城(1983年製作の映画)

3.3

劇場版ドラえもん4作目。
海ってみんなが思っているより怖い自然なんだよ!が全面に押し出されていて、夏の自由研究のきっかけになりそう。ポセイドンやらアトランティスやらムーといった都市伝説の世界観が好きだ
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ふたりの女(1960年製作の映画)

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第二次世界大戦下のイタリア。夫を亡くし、女手一つで食料品店を切り盛りするチェジラは、娘を連れて田舎へ疎開する。間もなく戦争は終結。疎開先をあとに、ローマへと引き返す母娘だったが……。

一人の男をめぐ
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