チンポコなんか切ってしまえ！言語として現代日本語なのに7割方何を言ってるかわからねえ喧しさ。だけども何か途方もないすげぇパワーを体感する。なんですこれは。
監督原一男自身の元カノの出産を追ったモノクロドキュメンタリーで、撮影者の原一男が被写体達に影響をどっぷり与えまくってただそれを撮影する。
これってノンフィクションには定義されるだろうけど、手法としてはスナッフフィルムみたいなもんじゃないかしらん。
何と言っても自力出産のアソコを真っ正面から見せられる場面がヤバい。とんでもない。いま観ても画面を通してぶん殴られる。
高度経済成長期ってやっぱり頭おかしいよ。異様なのにこれがナチュラルなんだ。
同監督の『ゆきゆきて、神軍』よりも本能的でエネルギッシュだった。つんのめった前向きさ。
あと本人曰く世界初のハメ撮り映像らしいです。
