きねまっきい

一命のきねまっきいのレビュー・感想・評価

一命(2011年製作の映画)
3.0
リストラ社会の悲運と時代劇らしい善悪対置とが演者(観客も)の中で繋がらずに終わった気配。
満島は誰が憎いか分からず、お役所側の広司らもそんなに悪い事したっけって感じ。
秀作だろうが腑に落ちぬ。

海老蔵さん。
力み怒ると巧いが悲しみ泣くとたちまち嘘臭くなる。
一連のスキャンダルからのイメージ故か実力不足故か。
「誘拐報道」ショーケンの如きヘタレ狂気を演らせたい。
応援します。鍛錬を。