一命の作品情報・感想・評価

「一命」に投稿された感想・評価

Uknow

Uknowの感想・評価

3.5
満島ひかりちゃんの哀しみの演技が本当に好き。クオーターの堀深めの顔立ちだから、こういう貧しく病める顔つきが上手。
瑛太くんここまでやれたのかという感想。イメージが変わった。
海老蔵さん声低めで抑えて話しているから、滑舌が悪いとかでは決してないんだが、所々BGMに押されて聞こえづらかった。

野良猫とお猫様。ここにも格差。😿

武士の面目とは

なますに刻まれようとも否やは申さん

このレビューはネタバレを含みます

竹光ひこにゃん

切腹のリメイクで、色彩に力を入れているちょんまげ3D映画。

三池監督らしくない純粋な悲劇だが、元映画であまり触れられなかった部分を増幅するとこうなるってのは理解できる。
まったくもって、らしくないけど。

このレビューはネタバレを含みます

 物語の序盤は、井伊家に現れた謎の浪人が何を考えているんだろうか? そして、巷で流行している狂言切腹をしようとした若い浪人が井伊家では狂言切腹が通用しないという回想が語られ。瑛太さん演じる若い浪人のすさまじい切腹シーンは直視するのも辛い壮絶な切腹シーンでした。

 そして、いよいよ本題の主人公がその若い侍を知っていると語り始めるところからの回想ですが。序盤は、貧乏ながらも幸せな生活をする主人公達が描かれます。ところが次々に不幸が襲い掛かっていくのですが。話も暗いし、役者さん達も暗く静かにお芝居をしていくので。見ているボクも、どんどん暗くなっていきました。そして、最後はみんなずっと、しくしくと泣いたり、号泣したり。マイナスな出来事の連続だし、画面も暗いしで。ずーっと暗い気持ちのまま物語を見つめていました。それに、この家族のパートがチト長く感じてしまいました。やっぱり、ここまで長い時間、延々と落ち込む人を見てるのもいい気持ちしませんでした。

 そしてクライマックスの殺陣ですが、これも武士としての建前と人間としての本音の戦いの殺陣となるはずですが。ここでも、皆さん抑えたお芝居が続くので。イマイチ、盛り上がらない殺陣でした。同じ原作の【切腹】のほうが、バチバチの対決を観れた印象でした。それは、画面の迫力もそうですが。武家社会の残酷さ愚かさが、オリジナルのほうが伝わってきました。

 合間に挿入される四季の映像なんかも、綺麗なんですが。ただでさえ、展開がのろいのに。余計、退屈に見えてしまいました。

 とはいえ、歌舞伎役者さんの迫力はやっぱり凄くて、眼光鋭い表情は独壇場でした。
この映画を気に入ったら、仲代達矢の「切腹」を観て下さい。
凄まじいですから。
ぺあの

ぺあのの感想・評価

3.5
三池崇史作品の中では最もしっかりしている気がする。役所、海老蔵、瑛太はしっかりしているし、青木崇高(おもたか)、波岡一喜(かわべ)、新井浩文(まつざき)達も小物らしい良い役どころ。満島ひかりはもうちょっとかな~。とっても面白かった。
久しぶりの時代劇。
三池崇史リメイク版切腹。
久しぶりに震えた。


小林正樹版切腹よりも今作の方が、もう一歩踏み込んで武士道そのものを問い直すような内容になっていた。
体制とかタテマエとか面目など幻想に過ぎない。

海老蔵が赤備えを敵と認識して、ほくそ笑む瞬間。
体制への挑戦。
守ふべきものを守ることの尊さ。
じゅん

じゅんの感想・評価

3.1

このレビューはネタバレを含みます

よかったかな。

瑛太の切腹シーン鬼気迫るものあって怖かった。普通の刃の刀じゃなくて竹光だったからあれを腹に刺してえぐるっていうのがめちゃめちゃ怖い。

後半の方で満島ひかりが血まみれのもみじ饅頭食べてたり死んじゃった赤ちゃんにも食べさせてたりなんか切ないというか狂気を感じるというかね。

赤い鎧の所意味ありそうな感じだったけどよくわかんなかった。
ニコリ

ニコリの感想・評価

2.8
かなり衝撃を受けたし、泣いたと、記憶している。
ただ、海老蔵さん、父親にしては若すぎると感じた。もう少しメイクでなんとか出来たのでは?
S

Sの感想・評価

3.5
瑛太の切腹シーンが良かった。
青木崇高さんの切腹シーンも良かった。
女の人がすすり泣きするのって重たい。
オリジナル(?)の小林正樹版との、比較というか、それに比べてチグハグな点が多い。

瑛太はそもそも狂言切腹に来たのか?
恐らくそうではないのでは?
となると…?

なぜ役所広司はドSな家老ではなく、介錯人が、そのドSっぷりを引き継いだ?

キャラクター1人1人を役割や考えを1mmズラすだけで物語の微妙な意味合いが変わっていく、変わっていけばいくほど、オリジナルにあった重要なテーマがボヤけてしまう。

ラストの海老蔵の殺陣のシーンも。
アレにするなら、峰打ち、の殺陣でないと意味がないのでは?

殺陣特有の間、所謂、動きがぴたりと止まる動きは真剣であるが故に斬られるかもしれないという間合いだったり緊張感だったりするわけで、海老蔵の場合だと相手は斬られるわけがないので…と考えるともうどうにもならない。

テーマ自体を伝える気がまるでないために行われている改変の連続のためちっとも心が動かなかった。
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