「ドリフターズですよ!」シリーズ等の渡辺祐介監督作品
原作、脚本(第4作を除く)、主演に武田鉄矢(ただし原作と脚本はペンネームである片山蒼名義)
全5作品が公開されたシリーズ物
キネマ旬報社が製作し東宝が配給
キネマ旬報社は初の映画製作にあたって同誌や同誌ベストテンから連想される作家性の強い芸術映画ではなく、あえて往年の邦画全盛期に数多くみられたシリーズ物の復活を狙い監督もその分野で定評のあった渡辺祐介監督を起用して興行的に一定の成果を収めた🎬
長髪に胴長短足にくたびれたジャケットと膝の抜けたズボンの冴えない中年、片山刑事が主人公
一見刑事には見えないが蟷螂拳法の達人で正義感に溢れており一旦暴れ始めるとやり過ぎてしまい、それが原因で左遷となり日本各地を異動することになる
毎回、赴任先で美しいマドンナに恋をし助けるのだが最後には失恋して一人淋しくその土地を去ってゆくパターン
1作目は静岡県沼津が舞台
主題歌は自身が歌わず憧れの吉田拓郎に自ら出向き交渉、武田の熱い思いに拓郎が快諾し了承を得たという
高倉健、西田敏行が友情出演
ハンガーヌンチャクで闘うのも見所の1つ