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暴れん坊大将の映画情報・感想・評価・動画配信
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『暴れん坊大将』の
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動画配信は2025年6月時点の情報です。最新の配信状況は各サイトにてご確認ください。
本ページには動画配信サービスのプロモーションが含まれています。
目次
暴れん坊大将が配信されているサービス一覧
暴れん坊大将が配信されていないサービス一覧
暴れん坊大将の評価・感想・レビュー
暴れん坊大将が配信されているサービス一覧
『暴れん坊大将』が配信されているサービスは見つかりませんでした。
暴れん坊大将が配信されていないサービス一覧
『暴れん坊大将』に投稿された感想・評価
ルサチマの感想・評価
2024/10/29 10:32
5.0
桜映画の繋がりで引き受けたという大阪母親プロダクションという独立プロの仕事であるとはいえ、雨を降らせたり、撮影の質感含めて技術的な面においても今作の完成度の高さには驚愕せざるを得ない。
前半の圧縮した語りのスピードが早すぎる。次々と男兄弟が戦争へ出向いて帰らぬ人となった経緯について、授業参観での作文発表の体裁をとって語られるのだが、この作文から回想シーンへの繋ぎがまるで回想であるのが、それとも現在軸の実時間のシーンであるのか最初は戸惑うほどであり、これは『放浪記』においても感じた時間感覚の違和感と同質のものではあるのだが、かといって今作はそのことによって混乱するというのでもなく、むしろその襞のように折りたたまれた時間の流れが心地よくも感じられるという意味で、小津的な時間経過の描写に思われもする。
時間経過について付言すると、もっともウェルメイドな形で時間の重ね方が説話的にも影響を及ぼすのが、主人公の少年が病気の女友達のために絵と折り鶴を彼女の家に置き去るも、それに気づいた女の子の母親が病院へ持ち運んだことをきっかけに、少年の不法侵入の疑念が強まるというすれ違いの場面だろう。
警察や父親が少年を問い詰める尋問のシーンなど、やはり男性的な圧力を木村は過激さを排して淡々と描きこむが、『兄いもうと』のような悲惨な末路とは異なるのは、今作では少年の罪が晴らされたのちに、警察も父も少年に対して申し訳なさそうで居心地が悪そうな振る舞いをする描写を描きこむことによって、彼らの人間的な面にフォーカスを与えつつ、少年の大らかな性格によってそれらを笑いに昇華させていることか。
ともかく、人間的な善意が引き起こす、事故のように膨れ上がる特定の人間への疑心暗鬼を映画の流麗な構成と最低限の演出によって全てを示してみせる木村の別格の天才性に痺れる。
なお、ここで描かれる教師も非常に寛容な人物として描き込まれており、母とのエピソードと同じかそれ以上にこの教師とのやり取りが悉く感動的であることも書き残しておきたい。
兄が全員いなくなり、寂しさの裏返しで喧嘩に明け暮れる主人公のために教師が主人公の女友達を誘って家に訪問する場面、ここでも戸口の玄関ではなく、庭から部屋の中にダーンと駆け込んで寝そべる日本家屋の見せ方はPCL時代から引き継いでいるのがわかるが、そこに教師たちがやってきて少年のために美術倶楽部を作ると提案する。ここでは少年は絵の具などを買えない経済事情もあり、むしろこの提案は少年の機嫌を損なうことになるのだが、そこで教師は少年を責めるのではなく気が向けば入れとだけ言って立ち去る。
この潔さの中に折りたたまれた、子供の成長を見守る大人としての立ち振る舞いが感じられる。オールオアナッシングではなく、子供がサムシングを発見できるように機会の種だけを蒔くに努めるという教師としての仕事の全うの仕方を今どれだけの大人たちができるのかは知らないが、このなんてことないさらりとした描写に木村荘十ニの人間的な眼差しの向け方がまざまざと感じられ涙を誘われる。
上映後に聞いた話では脚本が依田義賢であるのは、公募したシナリオで選ばれたのが依田の弟子であったという経緯らしい。
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