このレビューはネタバレを含みます
【あらすじ】
作家・ポールの引っ越し先の一つ下の階に住むホリーは奔放だけどとても魅力的。
裕福な男性を取っ替え引っ替えする彼女に惹かれるポール。
一方、ホリーも兄に似たところのあるポールを特別に思うが…
【感想】
ずっと観てみたかった作品。
午前10時の映画祭でかかってたので観に行きました。
ヘップバーンの作品だとあとはローマの休日とマイ・フェア・レディを観ておきたいけど、家だと中々観ないんだよね…
なにかの企画でスクリーンでやらないかなぁ。
タイトルからして、ティファニーのカフェか何かで朝食を食べられる身分を目指す感じかなと思っていたのですが、そう言うわけではないんですね。
上の階に住むユニオシは、家具の感じからして日本人の設定なのかな…
初っ端、日本語喋ってた気がするし。
あんまり日本人っぽくないなと思ったけど、当時の日本人がこんな感じだったのか、それとも日本人のイメージなのか…
誰かのものになる、ある程度の縛りを良しとする“愛”の概念はやや時代の差を感じるところもありましたが、相手の肩書きや財産を見ていたホリーが、最後に素を見せられるポールを選ぶってストーリーはやっぱり不朽ですね!
愛と財産を天秤にかけるってよくあるテーマだと思いますが、平時のことを考えるなら正直どっちを選んでもありだと思うんですよね。
だけど、非常時(今回でいうとホリーの逮捕)のことを考えるとやっぱり最後は愛、というか精神的な繋がりなのかなぁと思ったり。
ホリーのお兄さん、フレッドにももしかしてなにか事情があったのかな?
養ってあげないといけないってホリーが思ってたってことは、あまり収入を得られないなにかの理由がありそうな気も…
パーティーのシーンとかはすごく華やか(で、めちゃくちゃ笑)かつ、コミカルなシーンも多くて楽しかったです!
主題歌?挿入歌?のMOON RIVERも印象的でした!
キャスト・スタッフロールが冒頭に流れるのとか、配給会社のロゴとか、かなりレトロでそれも味だったな〜
映像の古さ的なのはあんまり感じず楽しめました