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ティファニーで朝食をの555のレビュー・感想・評価

ティファニーで朝食を(1961年製作の映画)
3.8
最近オードリー・ヘップバーンの写真集を古本屋で買ったのですが、その背表紙の裏にオードリー・ヘップバーンについての新聞記事の切り抜きがありました。
日付は20年以上前。内容はオードリー・ヘップバーン亡き後もオードリーの住んでいた街には今もたくさんの人が訪れているというもの。
以前の持ち主の方が挟んだのだと思います。
オードリー・ヘップバーンは、見ていると心がすっと清らかになるような美しさだと感じています。何十年経っても尚世界中のムービーアイコンとして慕われていることは納得。本当に美しい。

浮世離れした美しさだから、今作のような破茶滅茶な役もぴったりハマってしまう。
この作品は出てくる人、物、服、車、台詞、なんでもかんでもド級におしゃれ。どこを切り取ってもポストカードにできる感じ。
ホリーは金持ち男を狙って旦那も子供(実子ではない)も捨ててニューヨークに飛び出してくるような尋常ではない女なんだけど、なんかもう憎めないんだよなぁ。ちょっとおバカさんだし。すごく魅力的なキャラクター。
何度見ても、ムーンリバーの曲の美しさにはほろりとしてしまいます。
見終わってタイトル見ると、本当おしゃれだなぁ。
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