Hana

ティファニーで朝食をのHanaのレビュー・感想・評価

ティファニーで朝食を(1961年製作の映画)
3.4
不朽の名作。ティファニーと聞けば、オードリー・ヘプバーンを思い出すくらい… ブランドと映画の濃い関係が魅力的な作品ですよね。

結論から言うと、「物語」以外の部分ではとても楽しめました。
テーマ曲である『ムーンリバー』が様々なシーンで色々なアレンジで流れたり、彼女の貴重な歌声を聴けたり…。 ティファニーのショップのシーンはワクワクするし、飼ってるねこちゃんも衣装もお部屋も、何もかもが可愛い。

ただ、オードリーの作品は「パリの恋人」「ローマの休日」の方が個人的には好きです。
というのも、主人公のキャラクターに共感できるところが少なかったのです…。それ故、物語に入り込むことが難しいし、感情移入することもできない…。
原作者がマリリン・モンローを推していた、というトリビアを知って、そのニュアンスがなんとなく理解できるような気持ちにも。
新しいオードリーの一面を見れたという点では、この作品に出会えて良かったのかも。
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