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ティファニーで朝食をのmahjongのネタバレレビュー・内容・結末

ティファニーで朝食を(1961年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

◇本当の自由とは。
◇最高級のヒモとパパ活。

◆ストーリー
◇最初の無言の数分間とムーンリバーは圧巻。見惚れていたらあっという間にすぎる。
◇場面はあっちにいったりこっちにいったり。伏線などはあまり気にしないで良いと思う。
◇はじめてポールと会ったあと、タクシーでポールの女と会ったときにサングラスを外すほどホリーは驚いていたのだが、何故なのか明らかにならないまま。
◇ホセと結婚するの、という場面はララランドを彷彿とさせる。お互い成功して、違う道を歩む雰囲気。
◇「自由」を希求しお金持ちをさがしていたはずがそれに固執するあまりに「檻」となっていた。ポールの言葉でそれに気付いたホリーはタクシーから一歩踏み出す。

◆感想
◇ストーリーは普遍的なもので、ラストシーンもハッピーエンドだが、オードリーヘプバーンが美しく、衣装もかわいいためそちらに集中できる。
◇オードリーヘプバーンの「演技らしい演技」が作られたセットとも相まって周りの人間とは違った雰囲気を持っていた。
◇ホリーもポールも化粧室に行くときに50ドル、タクシーは更に50ドル、週に1度の面会で100ドル、一晩で300ドルなど現代の言葉でいう「パパ活」、「ママ活」に通ずる部分があって親しみのようなものを感じた。
◇ユニオシは現代の日本人とは離れているため、すんなりと受け入れることができた。前情報で言われているような、差別のものには感じなかった。
◇最後はたまたま捕まった為留まらざるを得なかったが、もしあのまま事がうごいていたならホリーはブラジルの農場で暮らしていたのだろうか。ホリーの心境はよく揺らぐ。
◇ホリーは独りぼっちなのと言っていたが、朝のニューヨークや図書館、10ドルショップをデートし何度もアタックをしたポールをはじめ、夫として妻のことを想い迎えにきたゴライトリー、正直に謝ったホセ、保釈の手回しをした人などをみていると、周りの人には恵まれていると思う。
◇1度雨の中を投げ出されて再び迎え入れられたねこさんが寒そう。
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