Chocolate

ティファニーで朝食をのChocolateのネタバレレビュー・内容・結末

ティファニーで朝食を(1961年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

ティファニーのジュエリーに憧れるホリーと、同じアパートに引っ越してきた作家ポールのラブストーリー。オードリーヘップバーンがひたすら可愛いだけでなく、女性の自由と自立をテーマの一つとしていて、考えさせられる部分がたくさんあった。

ポールにずっと隠していたがホリーは貧しかった14歳の頃に結婚しており、自由な生活を求めてテキサスからニューヨークに引っ越してきたのだった。自由にこだわって、猫に名前をつけず、夫の元も帰らない。しかしそれはホリーの自由に対する固定観念であり、本当の自由というのは、好きなものを愛する自由なのではないかと思った。

最後のポールの台詞が印象的。
「君は自由にこだわって、自分が作った籠から出られない。人はお互いに所有し合うことによって真の幸せを勝ち取るんだ」
そこでホリーは本当の自由に気がつく。愛することの自由に…
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