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ガフールの伝説のカントのレビュー・感想・評価

ガフールの伝説(2010年製作の映画)
4.2
素晴らしい!
CGフクロウの冒険バトル・ファンタジー。
“砂のう”を使え!が一つのキーワード。SWで言う所の“フォース”の様なモノか(※後述)
子供用ファンタジーと侮る事勿れ。
立派なビルトゥングス・ロマン作品

「300」のザック・シュナイダーの渾身のバトル・シーンがナイス!

ティト族のメンフクロウの兄弟。
勝ち気な性分の兄のクラッド。
優しい弟ソーレン。
チビの妹エグランタイン。
父が語る伝説の物語ガフールの勇者“キールのライズ”に夢中の弟妹。兄のクラッドは伝説を信じない。

クラッドとソーレンは、まだ飛べず、飛行練習中に巣から落ちて戻れない。2人はフクロウ攫(サラ)いに捕まりエゴリウス孤児院に入れられてしまう。その正体は悪の軍団「純血団」だった。

エゴリウス孤児院で知り合ったサボテンフクロウのジルファーと共に、純血団を脱走するソーレン。
しかし兄クラッドは、純血団の闇の志に賛同し戦士になる。

ソーレンは、伝説を信じてガフールを目指す。やっとたどり着いたフールミヤ湖の神木に、フクロウの王国が有った。
そこでソーレンは、老いぼれフクロウのエジルリブと出会う。

兄クラッドは、妹のエグランタインを誑(タブラ)かし、純血団に引き込もうと画策する。

ソーレンは、純血団の野望を打ち砕く事が出来るのか。
兄妹を救えるのか。

冒頭に紹介した「砂のう」は「砂嚢」の事で、本来は鳥の消化器官。
“砂のう”の能力は、SWのフォースや、ドラゴンボールの気、ワンピースの覇気に相当する能力で…
一応、常人も持ち合わせてはいるものの能力が開花するのはマレ。
現実社会にも存在していて「アラヤ識」とか「アマラ識」に分類されます。

本作の“砂のう”は…
焼鳥屋では“砂肝”と呼ばれます。
美味しいんだよ。砂肝(^o^)
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