あゆぞう

赤いアモーレのあゆぞうのレビュー・感想・評価

赤いアモーレ(2004年製作の映画)
3.7
久しぶりにイタリア映画

「グランブルー」でしか見たことがないセルジオカステリットが監督、主演

原作は奥さん(カメオ出演あり)の手によるもので共同脚本

外科医で妻も仕事を持っていて一見なんの不満もなさそうな主人公ティモティオと、ペネロペクルス演じる下層階級の女イタリアとの物語

原題は「動かないで」…例によってわけわかんない邦題ながら、そんなにハズしてもいない

結婚と性愛

男としてはダメだとわかっているけど…な部分で共感多々

俯瞰からズームしていくオープニングをはじめ、構図が小気味いい

ペネロペクルス、英語圏の作品だとどうもビジュアル先行、セクシー担当で演技が今ひとつな印象で正直イタいこともあるけれど、スペイン、イタリア映画だとなかなかの実力派

ガニ股、すきっ歯(これはツッコミどころ)のホームレスに近いような役作り、必要十分な肌色露出は女優そのもの(当時30歳くらい)

豊満すぎるほどの胸、神の造形といっていいおなかの隆起、キラキラとした産毛にため息

劇伴が韓流によくあるやたら典型的、大上段に構える感じのヤツでメチャクチャ残念

レーダーチャートにするとデコボコがすごいけど記録より記憶に残る系の妙な後味の作品

ラスト近く、ティモティオに一瞥をくれる警官がダニートレホに似てて、カメオかと思ったけどググってもググっても違うみたい…マチェーテファンの空目…
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