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ブルーバレンタインのblueのネタバレレビュー・内容・結末

ブルーバレンタイン(2010年製作の映画)
3.8

このレビューはネタバレを含みます

この映画を観た多くの人たちは、現在進行中のまたは過去の自分の恋愛に結びつけて、色々と考えたことと思います。主演のライアン・ゴズリングとミシェル・ウィリアムズの破壊力ある演技がヤバかった!

このカップル、シンディの方はもう無理!と思ってるんだけど、ディーンはまだいける!と諦めてない。人は変わるのよねー。ラブラブの時は、俺はカンがいいから、なんて自負していたのに、もうそのセンサーは働いていないのか?女は稼ぎのいい男が好きだって分かっているのなら、何故もっとしっかり働かないのだ?高校中退しちゃダメでしょう。なーんて、男性側の悪い点ばっかり目についてしまいました。

結婚してからの5年間に二人の間にどんな事が起こったのかが描かれていないので、見る側は想像するしかない。まあ色々とあったのでしょう。シンディももしかして何かやらかしていたのかもしれない。

でもこうなってしまったのだから仕方ないね。フランキーはどうなるのかな?娘にとって、甘々の父親って憎めなかったりするから。

ラストはひたすら悲しい。二人が誓いあって夫婦になった瞬間と、もはや夫婦ではなくなった瞬間が交差して描かれています。そして本当のラストの映像はフランキーというのが泣ける。
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