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ブルーバレンタインのAkaのレビュー・感想・評価

ブルーバレンタイン(2010年製作の映画)
3.9
かつては深く愛し合っていたが少しずつ気持ちがすれ違い、のちに離婚してしまう夫婦のお話。幸せだったころの思い出を織り交ぜながら進んでいき、それがなんとも悲しくって後半殆ど泣いてました。
すれ違って傷つけ合うシーンよりも、2人が幸せそうなシーンの方が がこんなにも切なくて悲しいなんて…
夫のディーンの思い通りには行かないけれどなんとか気持ちを抑えて夫婦仲を戻そうとするところ、妻のシンディのもう生理的に(男性として)ディーンを受け付けていなくて、一緒にいるのも避けようとしているところ、両方に共感ができて、なんとも言えない気持ちになります。
恋愛をしたときに人が感じるいろいろな感情がこの映画にはある気がしました。

あんなにも愛し合っていて、永遠に一緒にいると誓ったにも関わらず、時間がたつとどうしてもすれ違い、仲は冷めてしまう。永遠の愛なんて無いとよく言いますが、本当に無いんでしょうか…幸せな結婚なんて無いんでしょうか…あると信じたいけれど、自信が無くなってきますね。
でもやっぱり私もいつかは心から愛し合える人と幸せな結婚をしたいと思うので、その答えは自分で探すしかないんでしょう。
カップルでみない方が良いとは思いますが、1人で見たりして逆に恋人の大切さを再確認できそうです。

2012/12/12
Aka

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