かおりーぬ

ブルーバレンタインのかおりーぬのレビュー・感想・評価

ブルーバレンタイン(2010年製作の映画)
4.1
むき出しの心で、大切なもののために闘ってる。
見てて、すごく、飾り立てない等身大な人の気持ちに自分も重なり、
涙が何故がどんどん溢れてきました。

良い思い出があって、
愛し続けると思っても
人は変わりゆくもので
何かが合わなくなって行く

おばあちゃんとの会話に集約していると思うの
彼女は「いつか消える不確かな感情なんて信じられない」って思ってる
でもおばあちゃんは、「愛を見つけるには感情を持たなくちゃ」って言うの
「愛を信じる権利があるんだから、自分を信じるのよ」って。

感情ってやつは厄介だ。

エンディングの花火に移る2人の過去の写真は
頭の中で浮かんでは消える眩しい過去の記憶のようで
全ては思い出せないけどキラキラと光るものがあって
でも今は消えている、儚い切ないものの象徴のようでした。
かおりーぬ

かおりーぬ