ちひろ

ブルーバレンタインのちひろのレビュー・感想・評価

ブルーバレンタイン(2010年製作の映画)
3.6
状況を理解するのに少し時間がかかった。雨の日に見るもんじゃないなぁ、落ち込む。

終わりが来たからといって、その終わりは決して想像されていたものじゃないんだよってこと。
なんで終わってしまうんだろう。悪いところは直すから、っていう言葉ではどうして救われないんだろう。なんでそれでも指輪を捨てきれないんだろう。

ライアンゴズリングが、職場に来たシンディにキスをするところが美しくて、そんな光を放つようだった2人の末路が余計にいたたまれない。

永遠なんてどこにもなくて、永遠を実現させようとする努力がそれに似た何かを生むのかもしれないなと思いました。
ちひろ

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