おげぺ

ブルーバレンタインのおげぺのレビュー・感想・評価

ブルーバレンタイン(2010年製作の映画)
3.9
愛のはじまりと終わりを同時進行に描いている。だから より悲しい。エモすぎて泣く。

時の流れとともに人は変わっていく。表面は変わらずとも 何を自分の中心に置くのか 守っていくのか。そういう根本の部分が 大人になってくにしたがって 責任を持つにしたがって 変わるんだな。そのお互いの変化を受け入れて すり合わせて譲歩して…我慢して支え合って…そうやって向き合っていくしかないんだな。特に男女は。

お互いまーっすぐいけば どこかでぶつかるんだから ちょっとずつ自分を曲げて ぶつからんよう付き合っていくしかないんだろうな。でもそれはきっとふたりにとっては嘘になってしまうのかな。

ふたりの愛には 想いには ひとつも嘘はなかった。だからこそ美しい。
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