無名の人

自転車泥棒の無名の人のレビュー・感想・評価

自転車泥棒(1948年製作の映画)
4.5
DVDが
ずっと家に眠ってて
ようやく、重い腰をあげて
観ることができました。


【自転車泥棒】は
本当に僕が映画をこだわって
観だした頃から、ずっと
気になってて


DVDが安かったので
買ったんですが、
これがね、失敗でした。


やっぱり、人は
欲しいものを
ゲットしようとする時に
一番大きな力を
使う気がするんです。


買ってその商品を
本棚にしまったまま
観ようという
気にならないんです。


本だって音楽だって
なんだって
こうなってしまったものが
多いです。


【自転車泥棒】ですが、
素直に良いと思うんです。


イタリア映画って
好きなんですよ。

なんかね、
悪い人が出てこない。


そんなイメージが
僕の中にあって
今まで見てきたイタリア映画は
だいたいのものがそうでした。


たとえ悪者がでてきても
他の外的要因から
押さえつけられた悪者で
本当にその人の本質では
ないよー。みたいな
うやむやにしてるように


イタリア映画は
出来てると思うんです。


僕は本当に悪い人って
この世にいないと
思います。


僕にも嫌いな人の
1人や2人、いますけど
その人達が
ほんまに悪いかどうかは
わかりません。


嫌いって
その人の事を
よく知らない事だと
おもいます。



その反対もそうだと思いますが。


まぁ、この映画を観て
暖かくなりました。

変な感想かもしれませんが
これが正直な気持ちです。
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