心模様が痛いほど伝わる。
物語を追う中で少しずつ湧いてきていた父と子の関係に対する違和感。
普通に見えてどこかよそよそしく距離があるふたり。この時代の親子はこんなものだったのかなと自分を納得させな…
ここで終わってしまうとなんとも救いがない話である。
でも、人生ってそんなものなんだよな、ということを言いたいのだろうか。
映画はそれまであくまで娯楽作品という位置づけだったのが、人間とは・生きるとか…
戦後ローマの冷ややかな空気をヴィットリオ・デ・シーカがそのまま写実的に映し出す。誰も救われない、THE・イタリア・ネオレアリズモなのだけど、恐ろしきことにこの映画に映ってるのは貧困と絶望に直面する父…
>>続きを読む[Sight and Sound][2022] Directors’ 100 Greatest Films of All Time =20
[Sight and Sound][2022] The C…
暇潰しにキューブを数える事がある。デザイナーが酔っ払った勢いで定規を投げ捨てたようなルックスの、あの日産キューブである。とっくに生産終了しているというのに、いったい1日に何台走ってるんだね、全く。も…
>>続きを読む真っ直ぐ道徳的なストーリーで、制作時にその意図があったかは分からないけど現代の私たちからは反戦映画としても受け取れる。
暗くて重くて、音楽やテンポ感や撮影技術、子どもへの目線諸々含めて、大変好みでし…
・行動を宙吊りにされる姿があまりにも悲しい。生きるために自転車が必要なのにそれが盗まれ街中をひたすら彷徨う、カメラはそれでもアントニオを捉える。フレームの外に出られないことは、すなわちアントニオとそ…
>>続きを読む亡き母が大好きだった作品。
「自転車」をめぐる父親と家族の3日間ほどの物語。
この時代のイタリアであっても
・シーツ6組とほぼ同じ価格で質屋から受け戻せる
・「自転車くらいで」ってセリフが何回…
ままならない。ままならないな。
中盤までの小ネタ満載クスッと笑えるような演出から一転、ラストシーンのポツンと佇む自転車と往来を交互に移すモンタージュはセリフがないながらも凄まじい葛藤が伝わってきて苦…