若い頃、テレビでみた時は、よくわからなかったが、今みると意外わかりやすい映画。仕事に使う自転車を盗まれて、自転車を盗んだ犯人を探す映画。最後にオチがあって、犯人を探す、自分が自転車を盗んでしまう面白…
>>続きを読むネオレアリズモ勉強してた時期に観ず今更。
極めてしんどく辛い話だし、前にバザンの評を読んだ記憶がうっすらとありプロットをなんとなく把握しているのに、しっかり物語として面白くて驚いた。
多くの場面で…
戦後イタリア、生きていくための職に就くのも必死な時代。職業安定所に紹介してもらった仕事に必要な「自転車」をどうにかして質屋から戻すも、自転車はあっさり盗まれてしまう。それを探して回る父子の話。
二人…
イタリア・ネオレアリズモの代表的作品。筋立てよりも、結局、アントニオは自転車を持たざる者として帰還する、という円環的構造(始めと終わりがほぼ同じという構造)が、当時の労働者階級の行き場のなさ、閉塞感…
>>続きを読む同じ敗戦国の人間としてとても心に突き刺さる。他の人が許されるなら自分だって…と考えたくもなるよね。盗まれた人も子供の服装とかを見て色々と察したんだと思う。
食事のシーン、金持ちとの対比が見ててしん…
映画史に残る名作と聞いて、感動で泣ける展開を想像していたけどだいぶ違った。
なんとも救いのない、けど重さはなくどこか前向きさの残る終わり方。
(たとえば元々占いをあんなに全否定していたのに、藁にもす…