自転車泥棒の作品情報・感想・評価

「自転車泥棒」に投稿された感想・評価

これはかなりおもしろい!

昨日まで現代映画だけ追えてればいいかなって思ってたんだけど、
昔の映画って戦争とか事件に訴えかけたものが多いし、題のつけかたもシンプルで分かりやすい!かぶることがないからだと思うけど。。

今のひとは、こじらせてなければ☺️ハッピーエンドを求めたり、癒しとか目の保養って側面から映画を観てて
昔は作り手の社会に対する考えを投影するとか、愛をドストレートに表現するとか、けっこうリアル味がある気がする~

最期どうなるの!?って気になってワクワクしながらみれた。
bonchisan

bonchisanの感想・評価

4.0
「自転車ひとつで、ここまで必死にならないと生きていけない世の中って」……そう思うと、物質的には豊かな時代に生まれた事をひしひしと感じる。
ラストシーンの残酷さは、ただ必死で生きようとしている何の罪も無い人間だからこそ、際立っているのかもしれない。
Masa

Masaの感想・評価

4.5
息子の眼差しが痛々しい。

希望を見せるべき大人の、父親の背中は情けなくて寂しくて。
自転車が自分達の暮らしを繋ぐ唯一の命綱で。その望みを一瞬にして奪われる。

まるで戦争で希望を瞬時に奪われたイタリアそのもの。
劇中の少年はこれからを生きる、未来を生きる。
何も悪いことはしていないのに、一縷の望みに賭けた親子に対する世間の冷たさ。あの時代を覆う暗がり。殺伐さ。
生きていく困難さ、貧困。

イタリアの時代の匂いを空気を露にするような生々しい映画。
ぼぞ

ぼぞの感想・評価

3.5
貧しくても盗みは悪だと行動をもって示されていたのにあのラスト。
周囲はもちろん、父として息子に対する態度も全てが冷たい。
かといって強く責めることもできないし自己責任で片付けられてしまう環境。
なにもかも虚しい。
Asaka

Asakaの感想・評価

4.0
冷たいリアリズムをありのままに描いた名作。
不器用なりに一生懸命生きてるはずが、歯車の噛み合わせがどうしてか合わない。なぜこうなるんだよ!と思わず声に出してしまうほど救いようのない悲しい話なんだけど、観た後に重い何かと大切な何かの両方が胸にずしんと残る感じ。
トコトコと歩く息子の姿も、見せたくない姿を見せてしまう父の思いやそれを見る息子の心情も全て、すべてがありのままでどうにも胸が締め付けられる。
nnn1909

nnn1909の感想・評価

3.7
プニプニのブルーノが可愛い

こうして自転車泥棒は生まれるのです、と敗戦国の副産物の一つを描いてる
無論良い映画だとは思うし、ラストの一番見られたくないところを一番見られたくない人間に見られてしまう切なさはあるんだけど… という感じ。

もちろん全てを想像、理解できる訳も無いのだが、敗戦国の貧しさや子役の表情などは非常にこの年代のイタリア映画らしいリアリズムを感じる。一台の自転車が文字通り死活問題というのもよく分かる。

他方で周囲が祈りを捧げている最中に周囲の戒めを無視して老人を問い詰めたり、交通の多い車道を息子の歩くスピードに合わせることもなく一人横断する主人公にどこか共感できなかった自分がいる。それだけ余裕が無くなっている主人公の姿を示す演出だということは分かっているのだが。

天の邪鬼で厳しい見方だが途中占いに頼ってみたりする姿は人間らしさを感じなくはないものの、真の意味でのリアリズムという点で考えると、もう少し主人公やりようがあったのでは?と思う。
恵まれた時代に生まれた幸運に感謝して、これからも正しく生きていこうと思いました。
koncha

konchaの感想・評価

2.7

このレビューはネタバレを含みます

I felt really uncomfortable by watching the Bicycle Thieves. First of all, I thought the main character, Ricci, will do steal a bicycle, but I was relieved that he was not a thief, but he was stolen a bicycle. As we know whole of their life’s back ground, I had a sympathy for them. So I hoped to success his thief at the end of film, and when Bruno cried because of what his father did, I felt sad and I thought it was inevitably to try to be a thief for making a living. The person who was about to be robbed of bicycle forgave Ricci because he looked the presence of Bruno, I think.
ゆみ

ゆみの感想・評価

4.5
自分自身、働くことが生きる喜びの1つでもあるから、2年ぶりに仕事が見つかって活き活きしている家族をしみじみ良かった良かったと思いながら見つめた。

花のように輝く瞬間もあれば、土砂降りのように打ちひしがれる瞬間もある。容易くない生が描かれていて、ズーンとしたものが胸に残る。

父親の表情を確かめるように何度も見上げる息子の眼差しがとても切なく愛らしい。
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