自転車泥棒の作品情報・感想・評価・動画配信

『自転車泥棒』に投稿された感想・評価

やゆよ

やゆよの感想・評価

4.5
本気で追いかけたけど 僕はおいてけぼりさ
お気に入りの自転車は そのまま君のもの

髪を切りすぎた君は 僕に八つ当たり
今は思い出の中で しかめつらしてる
しかめつらしてるよ

膝を擦りむいて泣いた フリをして逃げた
とても暑すぎた夏の 君は自転車泥棒
君は自転車泥棒
自転車取り返してハッピーな展開かと
思ったけど、裏切られましたな。
辛い状況、終盤は主人公の欲望や
人間の汚さが表れていてよきでした。
abara

abaraの感想・評価

-
名作と言われる所以がよくわかった。
主演が素人と知って驚いた。 
戦後、誰もが懸命に生きているのは、日本だけでなかったことをを実感。
そして、貧困の生み出す、悲劇も追体験。


自転車を盗まざるを得ななかった父親を許した紳士の慈悲深さ、父親の悔恨の涙、父親の手をしっかり握った息子の小さな手が、救いだった。

イタリア映画だけど英語を話しているのが少し違和感。
見上げてくる息子の視線の痛いこと痛いこと。辛い話だけどおもしろすぎる。
K

Kの感想・評価

3.4
仕事にどうしても必要な自転車。質屋。苦労してて手に入れ、すぐ盗まれてしまう。健気な息子ブルーノ。非協力的な警察官。貧困と格差。生きていれば何とかなるの精神。「すぐに見つかるか、一生見つからないか」。手がかりを元に見つかりそうで見つからない二転三転の展開。意外な結末。現実的。
記録
辛すぎてみなければ良かったと思ってしまった、それくらい辛すぎる
最後お父さんとブルーノが手を繋ぐシーンはしばらく思い出しては涙ぐんでしまうと思う
michi

michiの感想・評価

-
いつかは観たいとずっと思っていたけど、重い話のためになかなか手が出なかった作品。勢いで再生して、やはりやり場のない苦しさが残りました。

イタリアも戦後は本当に貧しい国だったのがよく分かる。貧しい一家は生活のためにシーツを質に入れ、質屋はIKEAみたいな棚がシーツで埋まる異様な光景。やっとありついた仕事をするための必需品を準備するだけで一苦労って、状況が悪すぎる。今なら自転車なんて雇い主側が準備してくれそうなものだけど、そうもいかない世の中。自転車があるかないかでその先の生活が決まるって大変な世の中だ。
自転車泥棒だって、盗むほかない状況だったんだろうな。貧しさが犯罪を生み、街の治安が乱れていく悪循環はどうしたら断ち切れるんだろうか。

ヘンリー・フォンダやケーリー・グラントの名前が挙がりながらも、結局親子は時代に翻弄された素人が演じていて、当時のイタリアの生活がリアルに見える。
たまにある素人主演って、ホント感心してしまう。ちゃんと世界観ができあがっているもの。演じる側はもちろん、監督はじめとした制作チームの力もすごいんだろうな。
olto

oltoの感想・評価

4.6
困惑や怒り、悲壮といった情感がランベルト・マジョラーニの顔の表情でしっかり伝わってくる。質屋で付けられた自転車の傷に怒るとことかレストランでのシーンの子役もスゴく良い。
半年くらい前に自分も自転車を盗まれたんだけど、自転車を盗まれたというより、"生活"を盗まれた感覚があった。

この映画では、彼はまさしく生活を盗まれた訳である。だから、自転車ごときで大騒ぎする切実さというのがよく伝わり、面白かった。

随所に現れる群衆の映像が印象的だが、彼らも皆、戦争によって生活を奪われ、貧しさを抱えている。
この街のこの悲劇は、そうした貧しさが産んだのだ。
momo

momoの感想・評価

3.7
どの時代にも自転車泥棒はいるんだなと。
毎日食いつなぐのに必死な戦後のイタリアの失業者達。主人公は自転車がないと出来ない仕事を与えられ、必死で家のものを質に出して自転車を購入するが...
警察も、教会も、占い師も誰も助けてくれない絶望感。結局自分を守れるのは自分なのかもしれない。理不尽な話やけど、親子の愛がいい。
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