バニラ

ラヴソングのバニラのネタバレレビュー・内容・結末

ラヴソング(1996年製作の映画)
2.9

このレビューはネタバレを含みます

中国本土から香港に出稼ぎに来た男女の10年にも及ぶ愛を描く物語。
レイキウは仕事をこなし強く生きる女性、彼女に惹かれるシンクワンは故郷に婚約者を残してと心情は複雑ではあるが恋物語はシンプル。
2人の女性に同じブレスレットはダメ、何はともあれ二股の恋に共感はない前半に。
シンクワンとレイキウに別れが来るのは必然的、2人のシーンでいつも流れる悲しそうな音楽がラヴソングかな。
レイキウの彼氏となるヤクザの兄さん刺青にミッキー、意外にもいい奴だった。
想いを正直に話すシンクワン、故郷の彼女の怒りはごもっとも。
ネタバレ。

そしてニューヨークを舞台にする再会は、後半を駆け込んで描く感じも。
テレサテンの「長崎は今日も雨だった」かな。
ハッピーエンドでいいのだろうか、10年間を経ての感動は無かった。
モノクロで冒頭のシーンに戻るラストはオシャレでした。
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