ジャズに乗せた即興演出、モノクロの画面に映るNYマンハッタン。ミッドタウンの眩しいネオンとそこにできる暗い影。光が強いほど影は暗く深くなる。
かっこいー…痺れる。だけど
ナイフでスパッ、と切られたような痛み、余韻があとを引く。
1959年製作カサヴェテス長編デビュー作
アメリカの影。
60年以上の月日を経た現在。何が変わって何が変えられないのか。
人間の内側を外側の制度で変えることができるのか。Black Lives Matterにみる新しい動き、新しい時代にこの映画を見返してみて、考えてしまう。