アメリカの影の作品情報・感想・評価・動画配信

『アメリカの影』に投稿された感想・評価

38
4.2
街の灯りとジャズがかなり良い。即興で撮影されたとあってこの映画自体がジャズみたいなもの。デビュー作の時点でハリウッドの作法みたいなものに背中を向けてるカサヴェテス、好き。
Mew
4.0

私はこの作品を初めて観て衝撃を受けたんで、大好きですね。
アバンギャルドで、ジャズと夜のネオン街がよく似合っていて、かっこいい。
兄達より妹の方がアメリカの流行に敏感で、大人びてる感じも良い。
ジャ…

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5.0

果敢に『間』を描いた作品だと思う。
多分家族の結束の強さを考えると色々な背景が見えてきそうというか考えてしまう、そんな兄弟の構成。

時代の転換期に、その間の存在という異端な存在でありながら人のバイ…

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KOKI
3.8

ジョン・カサヴェテス監督による即興演出。当時のアメリカ社会、マンハッタンの街の生々しさ。肌の色によって、生み出される葛藤やニヒリズム。究極の刹那とでも言うべき生活には、人種問題の深い闇があった。19…

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mimi
-
会話の切れ目、画の切れ目、物語の切れ目、音楽の切れ目、荒削りな中に洗練されたショットがある。カサヴェテスの映画が艶やかで魅力的なのは、乱雑の中に一線を画した特筆すべきショットがあるから。
こ
-
インディペンデントの父の、即興性高い映画。
ヒーローもカタルシスも存在せず、人の不器用さ、弱さ、衝突、孤独といった生々しい感情を徹底的に描いていたらしい。

即興の産物
ジョン・カサヴェテス初監督作

マンハッタンで暮らす混血の三兄妹
人種差別によりそれぞれ問題を抱える3人を台本無しの即興演出で描く

妹が初めて体を許した相手は黒人男性を兄だと紹介され驚…

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cuumma
3.6
台詞がなく即興で作っていったという今作、良さが理解できなかった
3.6
台本なしの即興性をいかしたドキュメンタリーチックな臨場感というか、生の空気感がよかった。混沌と喧騒と愛。

あとクールな音楽とファッション。
「インディペンデント映画のパイオニア」と呼ばれたジョン・カサヴェテス監督の処女作。
独特の臨場感と擦れてるサックスの響きが何とも最高♪
後レリア役のレリア・ゴルドーニが美人すぎた!

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