ShotaOkubo

アメリカの影のShotaOkuboのレビュー・感想・評価

アメリカの影(1959年製作の映画)
5.0
ジョン・カサヴェテスはカメラの前で起こっていることを、事件として、構図にこだわらずフィルムに収めてゆき、それからこぼれ落ちそうになるものをすくい上げてゆく。被写体にカメラ(仮借のない吟味の機械)を向けることで画面に生成する生なましい運動をいかにとらえるかに賭けているのだと思う。
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