まる

森の学校のまるのレビュー・感想・評価

森の学校(2002年製作の映画)
4.6
フィルム上映会にて鑑賞。
映写機のカタカタ…という音が聞こえる中、昭和10年頃の丹波篠山の風景と丸坊主の子どもたちの姿。
とてもあたたかい映像でした。

里山の風景。蛙の声、雨や水の音、野山を駆け回る足音。
そんな自然の中での生活で、生き物や家族との触れ合いから生や死について感じ、自分たちなりに学ぶ子ども達。
特に、春馬くん演じるマトが涙を堪えている表情。
その繊細な一瞬の表現に、春馬くんの魅力をたくさん観られて、切なく、胸がつまりました。

見慣れた里山の自然、家族、そして沢山の方へ、ありがとうと伝えたくなる作品でした。
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