ともちん

男はつらいよ 私の寅さんのともちんのレビュー・感想・評価

男はつらいよ 私の寅さん(1973年製作の映画)
4.0
12作目。一家が寅さんが帰ってきた翌日から九州旅行に出かける、電話でおいちゃんと寅さんがケンカする、さくらが三越で買い物、コタツが登場、など豊かになっているのを感じる。
一方で画家の岸恵子の「良いものは売りたくない、良くないものは売るわけがない」というセリフに感化された寅さんが、芸術家とは、そして何のために生きるのかを家族と語らう場面はとても好き。家族団欒や恋、様々な喜びを感じることこそ人間である証という話。
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