男はつらいよ 私の寅さんの作品情報・感想・評価

「男はつらいよ 私の寅さん」に投稿された感想・評価

romio

romioの感想・評価

3.4
男はつらいよ 第12作目。

今回の寅さんは、ヒロイン登場までに時間がかかる。
というのも、虎屋一行が九州に旅行に。
初めての飛行機旅行ということで寅さんは一人お留守番。
時代の移り変わりが感じられる。
前の時のように、旅行に行けなくなるんじゃないかとちょっとドキドキした。

一人お留守番になった寅さんは相変わらずの子どもっぷりを発揮。
構って構ってちゃんの姿にはあーあ退屈だなと感じるが。
家族のことが大好きで仕方ないその姿も寅さんの魅力なのだろう。
そして後半になってようやくマドンナ登場。岸恵子さん。
あんまり魅力なかったな(申し訳ないけど)
ただ、終わり方はなんとも味があって良かった。
この次の回もそうだが、人生、その生き方にフォーカスが当てられ、そして去る寅さん。別れの歌がたまらなかった!
送られてくる手紙。
旅先で今日も元気に商売をする寅さんの姿。山からもくもくと上がる煙に雄大さと旅情が感じられた。
岸恵子がマドンナ。旅行にまつわるエピソードは面白いが、全体としては中の出来か。とは言うものの、最後はやはりシンミリでいい味。寅さんはやっぱいい人なんだよねえ。タコ社長の毎度の間の悪さも健在。"別れの曲"かあ。‬
ちろる

ちろるの感想・評価

3.6
今回の寅さんの卑屈度はかなり根深い。
せっかくとらやに帰ってきたと思ったらおいちゃん、おばちゃん、さくらの家族全員が飛行機で九州旅行行くというんだからそのショックは寅さん好きなら容易に推測できると思う。
まず切れる→拗ねる→暴れる→寂しがる→反省する→改心する→笑顔
数日の間に寅さんの喜怒哀楽すべてを楽しめる前半は、恋の気配は微塵もなくて、純粋に家族の絆を再確認させてくれる。
後半は打って変わって幼馴染の妹リツコさんとの出会いが突然あり、それはいつもの寅次郎の恋模様が始まりでもある。
今回は前半、後半でまるでサザエさんの1話目と2話目的な全く違うストーリー展開があってある意味おトク感もある今作。
あれやこれやが色々と駆け足で描かれて、最終的にやはり寅さんは振られるのだが、
スペインからのハガキで「私の寅さん」と呼びかけちゃうあたりはもう、リツコさんがアウトー!

前作のリリー(浅丘ルリ子)と次回作の歌子(吉永小百合)という2TOPのマドンナに挟まれた今作のリツコ(岸恵子)は若干印象が薄くなり少々かわいそうな気もするけれど、インテリ芸術家であるリツコから得た知識をまた自分のものにして旅先の行商で糧を得る。
そんな生命力溢れる寅さんはやはり神ですね。
寅さん12作め。とにかくマドンナの岸惠子があってないし、前田武彦の演技も役どころもとってつけたようで、いただけなかった。

脚本もおおざっぱでひどい。芸術家云々も偏見でしかないような薄っぺらな解釈のみ。中年の域にある二人の恋愛が小学生レベルもいいところのすれ違いで、寅さんも相手が失恋したら、むしろチャンスなのに、そもそも恋人がいたことで落ち込んでいる始末。そんな都合のいい相手、小学生低学年でもなかなか見つからないでしょ。

わからない。
yamanamiks

yamanamiksの感想・評価

2.0
マドンナに魅力を感じなくて、、、
寅さん、誰でもいいの?って思っちゃう回(笑)
N

Nの感想・評価

3.7
73年公開だから初期の作品に入るのかな?
とらや一家が九州旅行に行くことに。
そして何故かタイミング悪く、その前日に寅さんが帰ってくるんだよね(笑)
みんなが旅行行くからって捻くれる寅さん本当に子ども(笑)
別に邪気に扱ってないのにどうせ俺は俺はって感じなのはお決まり。
お決まりなのに毎回笑っちゃうんだよなあ〜〜
みんなが旅行行ってる時も毎晩電話かけろってうるさい寅さん。
みんなのことが心配なんだよって寅さんは言うけど…自分のことを旅行中も忘れて欲しくないからなんだろうな(笑)
留守番中も本当面白い〜〜
なんでやけ酒なのよって感じ(笑)
今回のマドンナは岸恵子でした。
お美しい…。
昭和の女優さんって本当にずば抜けて綺麗!!って人ばかり。
今作はとらやのみんなとのやりとりが多かったから個人的に好きだなあ。
はじめてとらやの人たちと寅さんがもめることなく、腹の底から笑い合っている姿がなんとも印象的でした。

みんな旅行に行って、おいてけぼりくらってスネる寅さん。
はじめて、他に男がいるって理由ではなく、純粋にフラれる寅さん。
私の寅さん。

このレビューはネタバレを含みます

寅さんシリーズで一番好きで観るのが辛いぐらい好きだし、何故好きか説明できなくてもどかしい。録画してるけど結局一回も観てない。

絵を描く事を生業としている岸恵子を思って寅はパンを買って渡す。岸恵子は寅に「寅さんはあたしのパトロンね」と感謝の意を述べる。寅は意味がわからない。言葉の意味だけでなく気持ちがわからないのだ。本当に腹を空かした芸術家だと思ってる。またパンを買ってあげれば喜ぶだろうと桜に自慢する。

寅が思い焦がれて失恋する王道パターンと違う(当時、私は違和感を感じた)この決して交わらない絶望的な恋愛模様。寅は岸恵子への愛情ではなく、哀れな岸恵子に施しをしている自分に酔っている。

悲しかった。パトロンって愛人を囲うスケベ爺いみたいな表現だけど、岸恵子は支援者みたいな表現をしてるんだなと子供の私も考えた。つーか私の唯一の味方みたいな事言ってるのに気づかない寅は本当の馬鹿に思えた。そしていい気になってる馬鹿だけは許せないと本気で思った。半ズボン履いてる小学生だけど。

国民的な善良な映画のふりして、なんだこれは?観た人みんな幸せで満足な映画のはずじゃなかったのか?そういう約束じゃなかったの?

でも現実はこんなすれ違いばかりで客観的な第三者はいないだなと大人になって考える。もう半ズボンじゃない。

私の寅さん
岸恵子からの目線のタイトル。他にないと思う。調べてないけど。

言いたかった事と違う気もするけど2時半だしどうでもよくなってきた。

眼をつぶると岸恵子がいつも自分の部屋で絵を描いてる。

寅は絵をほめる。ろくに見てないくせに。
テクノ

テクノの感想・評価

3.0
ひねりもなく、ストレートなパターン。別れの場面はシリーズの中でもいいなぁ。
シナチQ

シナチQの感想・評価

3.3
12作目。
たかが3,4日留守番するだけだろ!ほんっとめんどくせー人!
最後源ちゃんどしたの⁉︎ 笑。
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