土左ェ門

火垂るの墓の土左ェ門のレビュー・感想・評価

火垂るの墓(1988年製作の映画)
4.5
最後のシーンで、戦争も惨劇も何も無かったかのように味気なく光る無機質な明るいビル郡を見つめる後ろ姿にただただ悲しみを感じた。
現代の明かりの下では、蛍の弱々しい光はとても敵わないし、彼らの人生も蛍の光のように誰にも知られず消えていくんだろう。
土左ェ門

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